ヘボくてもリアル(叫び)

ヘボいですが、二児の母やりつつ、リアルな叫びのみをお届けするブログ

お母さんになるということ

わたしは元々、
お母さんになりたい
と思ったことがありませんでした。

というか、
お母さんになんてなれるわけがない
と思っていました。

こどもは好きだけど、自分がこどもを育てられる自信はなかった。


わたし自身も未熟で甘ったれだし、
人生という大きなテーマを突きつけられること
後戻り出来ないことをやること
がすごく怖かった。
しかも相手は命。小さな小さな、命。


そんなんで、お母さんなんて、
そんな大それた存在にはなれるわけがない、と思っていました。


大袈裟だって思われるかもしれないけれど、
地球は年々温暖化、戦争は未だに終わらないし、大気汚染も進むばかり。

タバコのポイ捨てもゴミの放置もなくならない、
テロもおかしな犯罪もなくならない、
声をあげても届かない、、

この世には、生きていくのが嫌になるニュースがとても多い。


産んでよかったのかな?と思う未来が見えてしまう。
その状況で、
こどもを産むことは果たして幸せなことなのかな?
とずっと考えていました。


大切なものが増えるのが怖い。
失った時のことを考えては恐怖心が増していく。
諦めることのほうが簡単で、
ネガティブな考えで未来を見た方がだった。

だけど、そうやって生きていくことに
何の意味があって、何の楽しみがあるんだろう?
と、疑問に思えてきた。

心配性な性格だから、
冒険をするのが好きじゃないし得意じゃない。

だけど、、

あれ?もしかしてわたし、赤ちゃん欲しくなってるかもしれない。。

という想いがふと降りてきたんです。

それは本当に、突然のこと。


生きることにイマイチ興味を持てないまま生きてきたけれど、、

わたし、赤ちゃん産みたいかもしれない。。

産まなかったら後悔するかもしれない。


そう思えたのは、やはり年齢もあったと思います。
わたしは初産が既に高齢出産でしたが、この歳じゃなかったら産めなかった。
自分自身の適齢期だったと思っています。

思い立ってすぐに妊娠したのは、幸運だったとしか言いようがありません。


でも、妊娠したときは、
嬉しくもあり、怖くもありました。
だって、もう後戻りできないから。
もし悲しい結果になったとしても、もう以前と同じではないから。

そしてなにより、
お母さんになることにビビッていた。
きっと同じように思う方、いらっしゃると思う。(世界中探せば)

お母さんになる覚悟をして妊娠を望んだけれど、
やっぱり怖かったです。
怖くて怖くてたまらなかったのを覚えています。


だけど人生分からないもので、
そんなネガティブ人間が、現在は二児の母になっています。
ふと恐怖心や不安に襲われることは未だにあります。
というか、この先一生つきまとうものだと思います。

全然うまくできなくて、全てが嫌になることもある。
自分の時間がなさ過ぎて、ひとりになりたくなるときもある。

わたしなんてお母さんできる器じゃない。
完全にキャパオーバーだ。。無理だ。。
無理だ無理だ無理だ。。

毎日そんな気持ちの繰り返し。


だけど、なんとか。


ほんとに毎日、なんとかやっています。
なんとかなるわけではなく、
なんとか。
なんとか毎日を過ごしています。

そして、めっちゃ思うんです。
こんなに誰かに翻弄されて生きてきたことないなって。笑


でも、全部ひっくるめて、幸せです。


自分の全部をかけて守りたい存在。
”守らなきゃ”
じゃなくて
”守りたい”
そう思わせてくれる存在に感謝しています。


わたしたちはいつだって選択を迫られる。
わたしは、お母さんになることを選んだ。
選んでみたら、確実に色を増したと思える自分がいます。


選んで、よかった。



明日はどんな一日になるのかな。

そう思える人生をもらいました。

生きてきた中で、一番の宝物です。




あーあー!!!!!
でも、「おかーさーん!」って笑顔で駆け寄ってきてくれるのも
あと数年なのかなああああああああああああ!!!!!!(突然の悲しみ)